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[COMMUNITY]第3回 コミュニティのしごと講座 – 「人の交流」を促す仕掛けをつくる

 ブログでも度々ご紹介している、コミュニティのしごと講座の第3回目が、8月7日(火)に大崎CAFE&HALL oursで開催されました。

 第1回目は、東京急行電鉄の坂井田様をお呼びし、WAT代表の石渡との対談。第2回目は「コミュニティ」の仕事の概論と、WATや他社の実例の紹介。第3回目の今回は、「人」に焦点を当てて、我々コミュニティビルダーの具体的な仕事について紹介させていただきました。

 

 WATが、コミュニティビルディングを一つの部署と切り出して、コミュニティビルディング部(通称CB部)を設立したのは去年のこと。設立当時のことをWATスタッフ矢口がブログにも書いています。
http://wat-inc.jp/news_staff/com_%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e4%bb%95%e4%ba%8b/

 greenzさん主催の「ほしい未来をつくる仕事の説明会」において、『食と体験をプロデュースする仕事』というテーマで、コミュニティビルダーの紹介をさせていただいたこともありました。

http://wat-inc.jp/news_staff/recruit-%e7%a7%81%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%81%a8%e4%b8%80%e7%b7%92%e3%81%ab%e3%80%81%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6/

 

 WATでは、コミュニティビルディングを「人の交流を促す仕掛け」と定義し、更にコミュニティビルダーは「人の交流を促す仕掛けをつくる人」として紹介いたしました。「人の交流を促す」ポイントとしては、新しいコミュニティをつくること・既存のコミュニティを応援すること・地域コミュニティに参加することの3点をあげています。講座では、CAFE&HALL oursでの実例を何点か挙げ、コミュニティビルダーに求められる素質についてもお話しさせていただきました。

 講義タイムの最後では、「コミュニティビルディングのやりがい」をテーマにCAFE&HALL ours担当の庄司と、PEOPLEWISE CAFE担当の矢口がそれぞれの思いの丈を述べました。2人のコメントの一部をご紹介します。

 矢口「コミュニティビルディングを続けることで、気づくと周りに人がいる状態ができました。その繋がりから思いもよらないモノゴトが生まれることがあり、やりがいに感じます。」

 庄司「人との点の出会いが線になっていく仕事だと感じています。コミュニティビルディングは、周りの方々の人生をちょっとよくしながら、自分の人生も豊かにすると思っています。」

 矢口パートでは、カフェに関わる人からお誕生日を祝ってもらったという例を写真も交えての話、庄司パートでは、WAT以外の活動である「アンドサタデー」での取り組みも含めた話があり、お二人の生き生きしている様子が伝わってきました。

 グループワークをはさんだ後、第4回目に向けて、受講者のみなさまに取り組んできていただく宿題をお伝えし、講義パートは終了しました。

 

 講義終了後、受講者のみなさまとWATのCB部スタッフ一同で懇親会を行いました。半立食形式で、WATのお手製メニューも提供いたしました。

 調理を担当したWATスタッフの石川より、それぞれのメニューの紹介がありました。当日提供したメニューは以下の通りです。夏を感じさせる素敵なメニューの数々は、受講者の皆様にも喜んでいただけました。

 ・ベーコンとかぼちゃ、いんげん豆のオムレツ

 ・黒ごまと鰹節のフライドポテト

 ・鶏肉の香味唐揚げ

 ・焼き夏野菜の白バルサミコマリネ

 ・とうもろこしと薬味のてまりおにぎり

 懇親会では、事前にみなさまからプロフィールをご回答いただき、自己紹介大会も開催しました。自分が行っている取り組みや、趣味・好きなことを紹介いただき、それをきっかけに新しい輪も広がっていたようで、スタッフ一同、嬉しく思います。

 

 次回は最終回となります。

 受講者の皆様には、「The Fleming Houseを舞台に、あなたはどんなコミュニティを作りたいですか?」というお題で取り組んでいただきます。発表いただいたアウトプットに対して、WAT代表の石渡からみなさまに大してフィードバックを実施させていただきます。みなさまからどんなアウトプットが出てくるのか、今から楽しみです。

 

(藤保)