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[COMMUNITY]第2回 コミュニティのしごと講座 – WATの心地よい場づくり

 

 先日、こちらのブログでも紹介した「コミュニティのしごと講座」の第2回目が開催されました。今回のテーマは「コミュニティの変遷とWATの場づくり」です。

※第一回目の記事はこちらです。

 

 今回は、WATゼネラルマネージャーの樋口が講師を務め、大きくふたつのお話をさせていただきました。

①コミュニティビルディング事例の変遷と紹介

 時代背景から「コミュニティ」形成の変遷をたどり、現代のコミュニティを大きく3つに分類し、事例を紹介しました。

②コミュニティ性を内包したWATのカフェについて

 WATが通常の飲食運営に加え「コミュニティビルディング」要素を店舗に組み込むことにした背景や、大崎にあるCAFE & HALL oursを例に、実際の運営スキームの詳細をお話ししました。

 

 樋口の講義のあとは、個人ワークで「心地よいと思う場所」を考え、その後3つのグループに分かれて、個人ワークであげた「心地よいと思う場所の共有」と「心地よいと思う場の共通項」をそれぞれ参加者のみなさまに議論してもらいました。

 心地よいと思う場所については、喫茶ランドリー、顔なじみの居酒屋、ヨーロッパのカフェ、子育て支援のNPOなどがあがりました。

 

 個人が心地よいと思った場所の共通項については、それぞれの班のカラーが出ていました。

 ・自由に表現ができるところ

 ・誰でも受け入れられるところ

 ・価値観の共有ができるところ

 ・打算を抜きに素でいられるところ

 ・来ている人に多様性があるところ

 ・あたたかさを感じるところ

 

 それぞれが考える「心地よい場所」については、正解はありません。私たちもみなさまの考えや議論を聞き、大変勉強になることが多い時間でした。

 グループワークの際には、「昔シェアハウスに住んでいたことがある」など、お互いの共通点が発見されて、会話もひと盛り上がりしていました!

 

 今回で講座も折り返しです!

 残り2回の講座は、もう少し実務に沿った内容で進めていきます。実際に参加者のみなさまに手を動かしていただいたり、考えてもらうコンテンツも予定しておりますので、引き続きよろしくおねがいします!

 

(藤保)